完成見学会で見るべきポイント8選|プロが教える見学前にすべき超重要な3つのこと

注文住宅
  • 完成見学会で見るべきポイントが知りたい
  • 完成見学会をより充実させる方法を知りたい

こんな悩みを解決します。

これから家を建てる上で、色々な住宅メーカーの完成見学会に行くことは重要です。

完成見学会で、いかに自分のこだわりの部分を盗めるかが、理想のマイホームを建てる近道になります。

この記事を読めば

  • 完成見学会で絶対に見ておくべき8つのポイント
  • これから家を建てるにあたり、完成見学会をどうやって参考にするべきか

が分かります。

完成見学会で見るべきポイント8選

完成見学会は、「間取り図」を見ながら本物の家が見れます。

完成見学会に行った際、まず最初に確認しておきたいのが

  • 土地の広さ(標準的な広さ 50坪=165㎡)
  • 建物の大きさ(標準的な大きさ 35坪=115㎡)
  • その家に住む人の家族構成
  • 所有している車の台数

上記4つを知ったうえで見学すると、そもそもこの家は大きさや使い方が自分に近いのかがわかります。

家ブロの人
家ブロの人

家族構成があなたに近ければ、より参考になる事例になるわけです。

それでは、さっそく完成見学会で見るべきポイントを紹介します。

間取り図を見ながら生活導線をイメージ

まずは、家の中の全体を見回してみましょう。

これは部屋から部屋への移動が使いやすいかを見るために行います。

玄関から、リビングやキッチン、お風呂などの主要な部屋まで歩くことで、生活の導線が見えてくることで、自分の生活にスタイルに合っているか、それとも、どこか使いづらいかを考えてみましょう。

生活導線をイメージしながら見ることで、キッチンやお風呂、リビングのデザインだけでなく、使い方が見えてきます。

家ブロの人
家ブロの人

全体を見ることが、自分では思いつかない発見につながります。

隣の家から家の中が丸見えでないか

隣の家や道路からの視線の配慮がどのようにされているか、外を見てみましょう。

窓やカーテンを開けたときに、隣の家の人の窓や道路から丸見えにならないかを見ておくためです。

例えば、『リビングに大きな窓を付けたけど、隣の家や道路から丸見えでカーテンも空けられない。』こんなことがかなり多いです。

外からの視線の配慮は重要なので、どのような対策がされているか、しっかりと確認しておきましょう。

家ブロの人
家ブロの人

隣の家や道路との関係性は、間取り図だけでは気がつきにくいです。

自分が家を建てるときは、特に注意しましょう。

☑︎家ブロ.comの豆知識

目線が気になる場所で外の光を取り入れたいのであれば、欄間窓(らんままど)がオススメ。

欄間窓とは、簡単に説明すると天井に近い位置に取り付ける高窓です。目線を気にせず、採光が取れるのが大きなメリット。

目線を気にしてカーテンが空けられない大きな窓にするくらいなら、欄間にした方がコスパが高いです。

キッチンのサイズ感と配置

キッチンのサイズは、使い方によって大きく変わります。

料理やお菓子作りを趣味にしている人と生活の一部にしている人では、求めるサイズと性能は違います。

サイズ選びに正解も不正解もありませんが、自分にあったサイズを見つける方法を紹介します。

まずは、完成見学会のキッチンに立ってみて、趣味の料理や、自分たちの夕食を作るイメージをしてみましょう。

そうすれば、今目の前にあるキッチンのサイズが大きいのか、小さいのか想像することができます。

また、夕食を作るイメージをする際に、キッチン単体ではなく、冷蔵庫や食器棚の位置との関係性やパントリーまでのアクセスも想像しましょう。

そうすることで、必要なサイズが見えてくるので、キッチンのサイズをメジャーで図ったり、営業さんに聞いてみたりすることをオススメします。

家ブロの人
家ブロの人

メジャーを使うときは、内装を傷つけないように注意しましょう。

☑︎家ブロ.comの豆知識

ここで注意したいのが、住宅展示場のモデルハウスやショールームのキッチン・ユニットバスは参考にならない場合があります。

住宅展示所のモデルハウスのキッチンやユニットバスのサイズは、一般家庭で使うサイズよりもかなり大きいものが展示されているので参考になりません。

また、ショールームでは使いやすさや質感を見るのにはオススメですが、キッチンと冷蔵庫の配置や脱衣場の広さとユニットバスの関係を見ることはできません。

家をうまく作るには、統一感と、隣の部屋との関係性を大切にすることが重要です。

ユニットバス(お風呂)のサイズ感とプライバシーに配慮した配置

ユニットバスの一般的なサイズは1616(一坪用)と呼ばれるもの。

家ブロの人
家ブロの人

1616とは…ユニットバスの内側のサイズが1.6m×1.6mのことです。

ユニットバスを見るときは、1616のサイズが一般的だということを覚えておきましょう。

これを覚えておくだけで、見ているお風呂が大きめなのか、小さめなのかが分かります。

毎日使うものなので、キッチンと同じように自分が使うイメージをもって見てみましょう。

見学している家のこだわりのポイントを聞いて、実際に見てみる

次は、営業さんに見ている家の「こだわりのポイント」を聞いてみましょう。

こだわりのポイントで見えてくるのは、オーナーさんのコンセプトと、その住宅メーカの得意分野です。

オーナーさんの要望を実現できるかは、その住宅メーカーの技量次第。

見学している家で実現されている「こだわりのポイント」がどのように作られているかをみることで、あなたの要望を実現してくれるかイメージができます。

営業さんと設計士さんの対応

家を建てるのに、営業さんと設計士さんとの相性も大切です。

間取りや内外装を決めていく過程で、何度も打合せをします。時には無理なお願いをしたり、されたりすることもあります。

お互いの信頼関係が無ければ、家を建てることはできません。

最初の打合せから、家が出来上がるまで一般的に1年弱の期間がかかります。

その間、何度も顔を合わせ打合せをするので、信頼できる人たちなのかを見極める大事な場所でもあるんです。

遮音性と防音性

音の問題で気をつけておきたい部分は以下の2つ。

  • 外部から新入してくる音の大きさ
  • 2階から1階に響いてくる音の大きさ

それぞれ解説します。

外部から新入してくる音の大きさ

最近のサッシ(窓)は10年前に比べると格段に性能が上がっています。

特にペアガラス(ガラスが2重になってもの)になっているものは防音と省エネの両方が期待できます。

完成見学会で、空いているタイミングであれば、家の窓やドアを全部閉めてもらい、外の音がどのくらい入ってくるか体感してみることをオススメします。

家ブロの人
家ブロの人

大通りに面する家の音対策は、特に重要です。

2階から1階に響いてくる音の大きさ

2階から1階に響いてくる音の大きさがどの程度か確認しておきましょう。

同じ家に住んでいても、生活音は気になるもの。

せっかく家を建てたのに、2階の音を気にする生活にならないためにも、見学している住宅メーカーが音に対する配慮をどのように設計しているか見るチャンスです。

二人以上で見学に来ていれば、2階で歩き回ってもらい、下にどのように響いているか体感してみましょう。

もし、音が気になるようであれば、見学している住宅メーカーでどのような対応が取れるか聞いて見ましょう。

家ブロの人
家ブロの人

家を建てた後に、『2階からの音が思ったよりも大きくてびっくり』なんてケースが多いです。

完成見学会で注意すべきポイントは下記の記事で紹介しています。

完成見学会に行く前に準備しておくべきこと

完成見学会をより充実したものにするためには、事前の準備が大切です。

見学前の準備をしておけば、後で「この部分を見ておけばよかった」なんて失敗を減らすことができます。

具体的には以下の内容です。

  • メーカーのホームページを見る
  • 自分のコンセプトをイメージ
  • 見たいポイントを箇条書き

順番に解説していきます。

事前に見学する住宅メーカーのホームページを見ておく

最低限、見学する住宅メーカーのホームページは見ておきましょう。

ホームページには、住宅メーカーの得意とする分野やデザインが凝縮して紹介しています。

例えば、「木の素材感を大切にしている」とか「耐震等級3が標準設計です」など。

住宅メーカーの得意分野がどんなふうに際立っているか、違う目線で見ることができます。

家ブロの人
家ブロの人

「ホームページを見て来ました!」と伝えると営業さんも喜んでくれます。

自分の理想の住宅をイメージしておく

「自分ならこんな家が良いな」程度でいいので、想像しておきましょう。

自分の建てた家をイメージしておくことで、見学する家との比較ができます。

例えば、

  • 子供部屋が二階にあるから、階段はリビングを通る導線が良い
  • キッチンから勝手口は近い方が良い
  • キッチンからリビングが見渡せる配置が良い

みたいなことでOK。

見学する家の間取りによっては、イメージした内容よりも、さらに使いやすく好みの配置になっているかもしれません。

家の使い勝手は、間取り図で見るだけではわからないことが多いので、完成見学会では理想と現実を比較してみましょう。

・見たいポイントを箇条書きにしておく

見たいポイントは箇条書きにして、スマホやメモ帳にメモしておきましょう。

見学会に行くと、色々と目移りしてしまい、見るところを忘れてしまいます。

例えば、本記事で紹介した内容は以下の内容

  • 間取り図を見ながら生活導線をイメージ
  • 隣の家からの視線がないか
  • キッチンのサイズ感と配置
  • ユニットバス(お風呂)のサイズ感とプライバシーに配慮した配置
  • 見学している家のこだわりのポイントを聞いて、実際に見てみる
  • 営業さんと設計士さんの対応
  • 遮音性と防音性
  • 外部から新入してくる音の大きさと2階からの音の対策

上記8つの内容は最低限確認しておきましょう。

家ブロの人
家ブロの人

本記事をブックマークしておくのもオススメ。

完成見学会の情報を簡単に集める方法

完成見学会の情報を効率的集めるには、住宅の資料請求がオススメです。

最近の完成見学会は事前予約が必要な場合が多く、各住宅メーカーのHPから連絡先を入力して申し込む必要があります。

気になるメーカーごとやっていると、毎回同じ情報を入力して申し込む必要があるので、かなり手間になります。

この手間を一回で済ませてくれるのが、住宅の資料請求です。

登録はたったの3分で、希望する住宅のカタログ、間取り、資金計画の医療が一括で取り寄せることができます。

住宅メーカーは比較した分だけ、自分にあうメーカーを見つけられる可能性が高くなります。

たくさんのメーカーを比較するのは迷ってしまうから3社程度なんて意見もありますが、車以上に高価な買い物をするのに3社だけの比較では少なすぎます。

車と同じで、家づくりは楽しみながらするものです。

一生に一度の大きな買い物。

必ず納得いくまで比較・検討しましょう。

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